フォント仕様 Ver.004.01
IPAexフォント(Ver.004.01)について
IPAexフォント(Ver.004.01)は、JIS X 0213:2012に準拠した文字セットを、ISO/IEC 10646に準拠した文字符号で実装したTrueTypeアウトラインベースの
OpenTypeフォントであり、明朝体とゴシック体の計2書体を用意しております。
ただし、JIS X 0213:2012には収録されていない、「令和」の合字(U+32FF)が追加されています。
当該合字については、以下の情報をご参照ください。
- 経済産業省「新元号名で使用する文字コードについて(周知)」
IPAexフォント(Ver.004.01)
フォント名 | ファイル名 | 説明 | リリース | MD5値 |
---|---|---|---|---|
IPAex明朝 (Ver.004.01) | ipaexm.ttf | 明朝体 | 2019年4月 | 47C3DDBA7200574DA77033769360D02F |
IPAexゴシック (Ver.004.01) | ipaexg.ttf | ゴシック体 | 2019年4月 | 56123629C918115655556704AEB22838 |
JIS X 0213:2012は、その直前の版であるJIS X 0213:2004に対し、「平成22年11月22日内閣告示常用漢字表」に即した調整がなされたものです。
また、2004年2月に経済産業省より発表された「JIS漢字コード表の改正について」により、2000年12月8日国語審議会で答申された「表外漢字字体表」に示された印刷標準字体に基づくよう、JISの古い規格である JIS X 0208:1997に比較し、例示字体が変更されています。
IPAexフォント Ver.004.01の字体はJIS X 0213:2012の例示字体に準拠しているため、JIS X 0208:1997準拠のフォントと異なる字体となっている文字があります。
(例:「辻」、「葛」など)。
詳しくは、以下の情報をご参照ください。
文化庁 2010年11月30日「内閣告示第二号 常用漢字表」
日本工業標準調査会 「JIS X0213:2004に関連する情報について」
経済産業省 2004年2月20日 「JIS漢字コード表の改正について」
国語審議会 答申 2000年12月8日 「表外漢字字体表」